拡大するグローバル採用~広がるアジア市場と慢性的な日本人の人材不足への対応-人材採用・人材育成の人事専門誌-日本人材ニュース


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2011-02-02

拡大するグローバル採用~広がるアジア市場と慢性的な日本人の人材不足への対応

拡大するグローバル採用~広がるアジア市場と慢性的な日本人の人材不足への対応

 急激な円高や株安、国内需要の低迷で企業業績の悪化を懸念する声が強まっている。雇用環境は相変わらず厳しい状況だが、グローバル人材の確保に動く企業が急増している。本誌独自調査においても、多くの業種でグローバル人材の需要が高まっていることが明らかになった。

 一方で、企業の採用条件に応えられる人材は慢性的に不足し、需給ギャップは著しい。人材紹介、エグゼクティブサーチ、採用コンサルティングなどでグローバル人材の獲得を支援する各社に、企業の求人動向とグローバル人材の要件などを取材した。

英語求人が
1年間で2倍以上に


 リーマンショック後も経済は回復せず、国内市場も縮小傾向から脱せないことから、企業は成長著しいアジアを中心とする新興国市場への進出を加速させている。新たなマーケットを拡大しようとする企業の事業戦略は、進出の段階に応じ様々だが、グローバルに通用する人材の確保に乗り出した企業が急速に増加している。

 世界的な展開を目指す楽天やユニクロなどは、英語を社内共通語にすると宣言し、同時に多様な国籍・人種の採用をはじめている。大手電機メーカーの日立製作所でも、新卒採用において海外勤務を前提とすること発表した。

 キャリア採用では、英語力を必須とする求人割合が増加している。人材紹介最大手のリクルートエージェントによれば、同社が扱う月別の保有有効求人のうち、ビジネス初級レベル以上が応募条件となる「英語求人数」)は、2010年7月時点で4079人で、全求人に占めるシェアが2割(20.1%)を超えた。前年同月の英語求人数は1723人(16.0%)で、求人数は1年間で2.37倍に拡大し、全求人に占めるシェアも4.1ポイント上昇している。

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