10年卒採用活動の動向予測~早期化は一段落、質重視の厳選採用が進む-人材採用・人材育成の人事専門誌-日本人材ニュース


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2008-10-31

10年卒採用活動の動向予測~早期化は一段落、質重視の厳選採用が進む

10年卒採用活動の動向予測~早期化は一段落、質重視の厳選採用が進む

 2009年卒の新卒学生採用が後半戦を迎えている中、10月1日に2010年卒採用のための就職情報サイトがオープンし、採用活動が本格的にスタートした。

 そこで、大手就職情報サイトがまとめたデータや各編集長へのインタビューをもとに、09年卒の採用活動を総括するとともに、10年卒採用の動向を予測する。「大きな変化はないものの、景況の見通しの厳しさもあって厳選採用はより進展する」年になりそうだ。(取材・文 高橋光二)

09年卒採用は過去最高の売り手市場
1000人未満企業の求人倍率は4.26倍

 アメリカ発の金融危機に端を発した経済環境の悪化が懸念されている中、2010年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象とする企業の採用活動がいよいよ本格化する。

 その動向を予測する前に、09年卒の採用活動の動向を整理しておく。

 4月下旬に発表されたリクルート ワークス研究所の「第25回ワークス大卒求人倍率調査」によると、09年卒学生に対する全国の民間企業の求人総数は94.8万人と昨年より1.5万人増加。バブル期をも上回る調査開始以来最高の「売り手市場」となった。

 この背景には、アメリカのサブプライムローン問題がまだ本格的に飛び火する前の好調な企業収益や、バブル崩壊後に新卒採用を絞り込んだことによる企業内年代層ギャップの存在および減り続ける若年層人口という問題があるといえよう。

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