5月~6月にかけて続出する内定辞退は採用担当者のここ数年の悩みのタネになっている。また大手企業の大量採用によって、新卒採用枠を充足できない中堅企業も多い。また、中小企業に至っては、新規学卒者を採用できない企業も多く、あきらめムードも漂う。7月以後の新卒採用の方策を取材した。
GW明けから内定辞退者が続出
2009年3月大学卒業予定者の就活が終盤に差し掛かりつつある。
「毎年、ゴールデンウィーク明けのこの時期から、内定辞退が何人出るのか、胃の痛い日々が続きます」と頭を悩ますのは、中堅のIT企業の人事採用担当者だ。
業績は堅調で、業務内容も独自性が高く、会社の将来性も申し分ないが、大手企業ほど知名度がないために、ここ数年内定辞退が続出するようになった。
リクルートが5月22日に発表したレポートによれば、ゴールデンウィーク明けの5月7日~11日時点で、就活大学生の約7割(69.9%)が内定(内々定)を獲得、内定企業に入社する意思があると回答した学生は約6割(58.2%)に上っている。さらに、「就職活動を終了する」と回答した学生は約半数(48.6%)を占めた。
また、ディスコの調査では重複内定社数は前年に比べ、2.2社から2.1社とわずかに減少したものの、内定率・重複内定社数ともに高水準だ。
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