企業の競争力を維持するために、人材の確保が不可欠になっている。また、世界的に通用する優秀な人材の獲得は企業業績に直結するようになった。そうした中、企業の人材戦略をサポートし、採用業務を軽減する人材紹介サービスが脚光を浴び始めた。人材紹介サービスの仕組みと信頼できる人材紹介会社の要件を考察した。
人材の獲得に失敗すると競争力を失う
有効求人倍率は下がりつつあるものの、今年もまた新規学卒者採用は、売り手市場が続く傾向にある。団塊世代の大量退職や少子化が採用難の大きな要因となっているが、産業の拡大に人材供給が追いつかない状態のITやサービス産業では、深刻な人手不足が継続している。
人材を採用できないことから事業拡大を断念し、縮小する企業が昨年は目立った。金融、製造、メディカルなどの分野では、グローバル化がより一層進むと同時にマーケットの拡大が進んだ。
産業全体ではM&Aや事業提携が頻繁に起こり、その結果、世界に通用する技術・能力を持つ人材や折衝力・語学力のある人材の確保が不可欠になっている。
人材の獲得は、いまや企業の業績に直結するようになっている。質的にも量的にも人材確保に失敗すれば、業績が低迷するばかりでなく、企業の競争力そのものが失われ、撤退を余儀なくされる。人材獲得は、企業競争力を維持するための生命線となっているのだ。


