イオス
トップインタビュー
小川正純 代表取締役社長
医薬・医療分野に特化した
人材紹介の草分け的な存在
成長分野として期待される医療・医薬分野には様々な業界からの参入が相次ぎ、専門分野の即戦力人材の求人は拡大傾向にあります。いずれも採用基準が高く、簡単に探し出せる人材ではないため、医薬・医療分野に特化した人材紹介を行う当社への採用担当者からの相談が増えています。
また、ブレークスルーな製品の開発がなく、加えてジェネリック医薬品が伸張する中で、医薬品市場での製薬企業間の競争が激化しており、企業が要求する人材が高度化、多様化し、専門性の高い人材の採用はますます難しくなっています。
当社は1989年に設立し、医薬・医療特化の人材紹介会社としては草分けです。研究開発や営業職を経験した外資系製薬業界出身者が設立したことから、外資系医薬品企業を対象に実績を積み上げきました。近年は外資・内資を問わず、医薬品、医療機器、バイオ等の分野で、研究開発、営業、マーケティング職種の人材を紹介しています。
私自身も長年、外資系製薬会社に在籍し、その経験を活かして2003年に当社に着任しました。製薬会社では主に営業推進を担当し、日本でシェアを拡大するきっかけとなる新薬販売のための組織再構築を手掛けました。その後、人材開発部責任者として、教育プログラムの開発や教育訓練に取り組みました。このような経験から、製薬と周辺分野で高い専門性と人脈を持っています。
スペシャリストや転職回数が少ない
人材の力量を引き出す指導
コンサルタントの半数は、製薬・医療業界出身者です。バイオ領域の研究者も在籍しており、求人内容への高い理解力によって、専門的な人材のスクリーニングを図っています。そのため、紹介する候補者の書類選考通過率はほぼ100%で、ほとんどの候補者が採用担当者の一次面談に進みます。
候補者とは事前に数回の面談を行い、適性や専門性を見極めるとともに、採用企業が知りたいことに短時間で的確な回答ができるようにアドバイスしています。レジュメや数回の面接だけで候補者の力量を見抜くことは難しいことですから、候補者が本来持っている力を引き出し、専門性や実績が企業に伝わりやすいように指導しています。
転職回数の少ないスペシャリストの中には、緊張から採用担当者の質問に的確に答えることができないケースもあるため、事前の面接指導を重視しています。このような親身な指導の積み重ねによって、これまでに紹介した人材を通じて、新たな優秀な候補者を紹介されることも増えています。
コンサルタント全員の情報共有で、
質の高いスクリーニング
当社で特に大切にしているのは、コンサルタント全員が情報の共有を徹底していることです。専門性の高いコンサルタントのあらゆる情報を共有し、協力することで、多くの候補者の中から的確な人材をスクリーニングし、より優れた人材を選び出すことで、マッチングの品質を向上させています。
クライアントの業態や社風によって、求める人材像は微妙に変わってきます。採用担当者と密接なコミュニケーションを図る中で信頼され、深い関係を構築することで、その会社の職場風土を知り、求める人材像を理解するように努めています。
【プロフィル】
小川正純 代表取締役社長
慶応義塾大学卒業後、現ファイザーへ入社。営業、マーケティング、営業推進、人材開発業務に従事。営業力強化のための営業所長チームリーダー制を導入する。2003年イオス入社、07年同社代表取締役社長に就任。
【企業情報】
株式会社イオス
http://www.kabu-ios.co.jp
代表者:代表取締役社長 小川正純
設立:1989年
資本金:3500万円
従業員数:12人
住所:東京都新宿区新小川町6-36 S&Sビルディング3F
【連絡先】TEL:03-5227-3811
【コンサルタント数】7人
【フィー体系】成功報酬

編集部の取材メモ
外資系製薬業界出身者が創業した日本では数少ない医薬・医療特化型の人材紹介会社である。細分化された専門的な業種や職種での求人依頼も多い。業界に詳しいコンサルタントが情報を共有することによって、求人内容を深く理解し、候補者スクリーニングに活かしている。また、候補者の力量を的確に採用企業に伝えるための親身な指導を実践している。これにより、スピーディー、かつマッチング精度を高めることを心掛けている。





