貴社の強みを教えてください。
企業や人材をパソコンに例えて“OS”と“アプリケーション”に分けて考えてみます。
企業のOSは理念やビジョン、あるいはアイデンティティ(独自性・文化)、諸制度といったことも挙げられます。
アプリケーションはビジネスモデルや事業内容等が該当しますね。人材においては、OSは同様に理念や夢、あるいは就業観・ライフプランなどであり、アプリケーションはキャリアやスキル、知識といったことが該当します。
エグゼクティブ層のサーチで、より重要なのはOS部分のマッチングです。アプリケーション部分が完全にマッチしなくても、OS同士がマッチしていれば採用したほうがいいと判断できます。
アプリケーションのミスマッチ部分は、特定の専門性を非常に重視する場合でなければ、上位階層の人材に行くに従い後から十分にリカバーできるからです。
ところが、いくらアプリケーションが合っていてもOS同士が全く合わなければ、すなわち言語としての互換性がなければ、採用に踏み切ると互いに交わることなく平行線のまま不幸になりますね。パソコン同様、OSの互換性がなければアプリケーションは起動できないからです。
求人側は求人票、求職側は職務経歴書でアプリケーションの部分を表現するわけですが、OSの部分を表現するのは難しいわけです。そこで実際に顔を合せ、オフィスや現場に行ってみるというようなことをしなければわかりません。
企業と人材双方のOSを見抜くことがヘッドハンターのすべてと言っても過言ではなく、その力量が問われるところなのです。
企業、人材のアプリケーションのマッチングは機械的にやれる訳で、当社の強みはOSを見抜くことをベースにアプリケーションを精査できるヘッドハンターを揃えているところにあると自負しています。
人材を採用されたクライアントからリピートオーダーがいただけているのも、採用された人材が活躍しているからこそだと思っています。
その強みは、どのように磨いているのでしょうか。
まず、クライアントとの関係をできるだけ密にしています。電話やメールで済む場合も、実際に足を運んで顔を合わせます。北海道から九州、そして海外でも会いに行きます。 それが大原則です。
また、例えば飛行機や新幹線で隣り合わせた人と何気なく話しながら知識を得たり、朝食勉強会に出かけていろいろな業界や人を知る機会を増やしたり、それぞれが自分を磨く努力を重ねています。
突き詰めれば、OSの見極めは個人のセンスに委ねる部分が多く、何事にも好奇心を持ち、自身を高める姿勢を持ち続ける心がまず大事だと考えています。


