スポーツ産業は経営ナレッジを体系化できる人材を求めている
スポーツリーグのプロ化や2004年のプロ野球再編問題や楽天のプロ野球参入などによって、スポーツ産業の経営について語られることが増えた。経営の安定化を図ろうとするも理想とは程遠く、苦境に陥るクラブチームも多い。
スポーツ産業におけるマネジメントや人材採用の現状や課題について、多摩大学大学院教授であり、スポーツ総合研究所長の広瀬一郎氏に聞いた。
スポーツ産業が注目され始めている背景は?
正しく言うと、スポーツ産業全般ではなくスポーツリーグ産業が注目され始めていると言えるでしょう。スポーツ産業と大きく括ると、フィットネスなども入ってくるわけですが、今回の話には含めないことにします。
これまでは選手のプレーや監督の采配に注目しても、リーグやクラブチームの経営が取り上げられることはほとんどありませんでした。
しかし、プロ野球のストライキや楽天参入などの一連の騒動によって、マネジメントが非常に不透明で、さまざまな問題のあることが広く知られるとともに、一つのビジネスとして注目されるようになってきました。


