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2011-10-24

【著者が語る】転職のバイブル 2012年版~佐藤文男 佐藤人材・サーチ 代表取締役社長

【著者が語る】転職のバイブル 2012年版~佐藤文男 佐藤人材・サーチ 代表取締役社長

人材ビジネスの最前線で活躍する著者がこのたび2012年度版となる本書を発行。海外に活路を見出す国内企業が必要とする人材像とは何か。転職初心者でも安心の26の鉄則を交えて、最新の転職市場を包括した一冊。
転職のバイブル2012年版
経済界、1500円

 転職をすることによりマイナスからのスタートや苦労をすると感じる人は多い。長期化、金銭的負担など挙げたらきりがない。それらが一番に挙ってくる場合、自身が本当にやりたい仕事とは何なのか、明確なビジョンがない、または今の仕事に対するモチベーションが下がっているケースが多い。

 また、転職は一人で行うものと考え、夜な夜なウェブで求人サイトを探っているという方も見受けられる。転職とは現在就業する会社を離れ心機一転を図るもの、言うなれば、これまで築き上げたキャリアに更に新しい積木を重ねるようなイメージが本来はするはず。しかし、ポイントを外してしまうとたちまち積木に安定性がなくなてしまう恐れがあるのも事実だ。

 転職市場がようやく改善傾向にある一方で、企業が求める人材のスペックは依然として高い。高い専門性を求められる現状において、大事なことは、“他社でも通用する自分の[売り]を自分自身がしっかり把握し、意識した転職を考えることだ。また、独自の[売り]を活用した上での実績を伝えることが中途採用の場合は必要といえる。

 現時点で、仕事に対するビジョンやモチベーションがイマイチ見出だせない場合は、今の会社で出来ることは何かをしっかりと考えて、達成した上で転職活動をすることを薦めたい。

 転職には誰にでも「初めて」がある。何事も前向きにとらえて転職活動を行うべきだが、時にはなかなか思うようにいかず、ストレスを感じてしまうことも事実。そんな時こそ疎遠になった方との積極的な交流や、これまでお世話になった方への感謝の気持ちを表現する時間を作っていただきたい。

 人生を大きく左右する転職において、一人で考えこまず、家族や親友、信頼できる誰かに話すことで、必ず支えとなってくれることを知っていただきたい。転職を通じて、働くことの有意性を知り、生涯にわたって自身を磨き、輝き続けられるような“天職”にめぐりあうきっかけとなれば幸いだ。

佐藤文男
佐藤人材・サーチ株式会社 代表取締役社長
[人材採用・人材育成の人事専門誌「日本人材ニュースHRN」Vol.93より転載]

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